こんにちは、Syo!です。 Angelic Vale体験版をしばらくプレイしてみた評価を述べさせていただきます。
全体としてはなかなかいい感じにできていると思います。 以前やったWizardry8を思い出しました。あちらは西洋風ファンタジーですが、 こちらはライトノベル系の和風ファンタジーそのものですね。 リボン付けた女の子がミニスカートで戦闘するなんてのは、和風ファンタジー だけでしょう(笑
グラフィックは率直に言って、数年前の水準ですね。まあ、いきなりUnreal2と 同等のグラフィックをやれとか言うのは無理なのはわかりきってますので、 今後頑張って欲しいと思います。 サウンドは、リアルタイムでないのでこんなところでしょうか。 ただ、こちらの環境では時々セリフにノイズが入ることがありました。
今のところ、国産でPC用RPGをやる意味は「和風であること」なので、 これを重視して欲しいと思います。 実際、PC用の海外ゲームは山ほどあり、プレイしている人も多いですが やはり感覚があちら風で、日本的感覚になじまないのが欠点ですから。
・システム マニュアルがないので、属性や昼夜がどのように影響するのかわかりませんが、 いろいろなオプションが取れそうなのはいい感じです。 後ろから攻撃するとかは影響するのでしょうか。また、大きいモンスターは 複数のマスを占めて、大勢で攻撃するとか可能なのでしょうか。
地形による効果などはあるのでしょうか? 藪があると視界がさえぎられるとか、防御効果があるとか。 あるいは高低差があって、上から下への攻撃が有利だとか。
配下というのはどう使うのでしょうね。 PCと同じように動かすことができるのでしょうか。 これについては製品版を見てから評価したいと思います。
・魔法、アイテム、モンスターなど これらについては、どれだけ出てくるのか体験版では分からないので まだ判断できません。
・ストーリー これも同じく、体験版では分かりません。
・キャラ キャラはまさしく和風ファンタジーの傾向で、これは文句ないと思います。 主役のオージェル、フィオ、それからルシアン、さらに敵役のレビオーダなど 十分キャラ立ちしています。
・キャラクタのポリゴン造形 妙に手足が大きい気がします。たぶん、画面上で小さめに表示されたときに 手足が大き目の方が目立つと言う判断でしょうが、それにしても大きすぎませんか。 フィオの足のサイズ、30cm以上ありそうな。
あ、それから、鎧を変えたらポリゴングラフィックも変わるんでしょうか? それとも、どんな鎧を着ていても画面上のフィオはミニスカートなんでしょうか(笑
・マップ画面 世界を3Dで見られるのはいい感じです。 ゲーム世界はどのくらいの広さがあるのでしょうか? あと、まだ行ったことがない場所でも、マップ上の主要な町などは画面に 表示した方が面白いかも知れません。 この世界のどこにどんな町があるかなんて、世界の中では常識なはずだから ネタバレにはならないでしょう。
ところで、マップのどこにいてもショップには行けるのですか?それも いつも同じショップに?便利ではありますけど、ちょっと変なような。 (ところでロゼータ、密かに人気出そうなキャラですね)
以下は改良を望む具体的な項目です。 もしかしたら製品版では導入されているかもしれませんが。 製品は既に完成していると思うので、今後のバージョンアップまたは 次の製品のための参考ということで。
・キャラのステータス画面や、そのサブメニューから、ESCキーや右クリックで 一つ前の画面に戻れるようにして欲しい。 ・イベントシーンで、ESCキーを押すなどで丸ごと飛ばせる機能が欲しい。 ・アイテムや魔法などで、マウスを項目の上に置いておくとバルーンヘルプを 出すようにして欲しい。 ・ゲームをクリアした後では、BGM鑑賞モードやイベント回想モードが欲しい。 ・矢印キーでカメラを回転できますが、視点を中心に回転しているわけではない ようなので、想像しているのと視点の変化が異なります。カメラは視点を中心に 回転させたほうがいいのではないでしょうか。 ・フルボイスの場合、しゃべっているときに台詞を文字で出さないという オプションがあってもいいと思います。文字を出さないと、いかにもキャラが 画面でしゃべっているような臨場感が出ると思います。 ・文字を表示するスピードを可変することができるといいと思います。 一瞬で表示するものから、音声でしゃべっている速度と一致させるものまで。 ・同じく、台詞が出た後で、マウスをクリックするまで次に進まないという オプションも欲しいと思います。
以上、体験版をプレイしてみて感じたことをまとめてみました。 製品版をプレイしたら、さらに評価してみたいと思います。
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